「カンブリア爆発」という言葉

って聞いたことありますか?

 

これは火山などが爆発した

ということではありません。

 

恐竜が地球上に出現するより

はるか前の今から5億4100万年

~4億8540万年前の

カンブリア紀の短い期間に

非常に多くの種類の動物が

出現した現象のことです。

 

ディノディノ

カンブリア紀の大爆発とも
呼ばれているでごんす。

 

なぜ、

このカンブリア爆発は

起こったのでしょうか?

そしてこのカンブリア爆発の

発生によって生物にどのような

影響があったのでしょうか?

 

そもそもカンブリア爆発
と何故呼ばれるの?

 

イギリスのウェールスの

カンブリア山麓で

5億4300万年前から

4億9000万年前という非常に

古い地層から化石が発見

されたことからこの時代の

ことは「カンブリア紀」

と呼ばれるようになりました。

 

この化石を調査した結果、

このカンブリア紀に地球上に

存在する38の動物門が

すべて一気に誕生したことが

判明したのです。

 

っていわれても

ぴんときませんよね。

 

それまで地球上の生物は

10数種類しかいなかったのが、

1万種以上に一気に増えたのです。

 

そして

これより前の時代のことを

前カンブリア紀と呼びます。

 

ディノディノ

ちなみにカンブリア紀の次の時代のことは
オルビドス紀と呼ぶでごんす。

 

カンブリア紀より前の時代

(前カンブリア紀)の地層から

動物の化石が見つかっていないことも

カンブリア紀に多くの生物が誕生した

ことを裏付けているといえます。

 

すべての専門家の間で、

動物の生物史全体を通じて、

このカンブリア爆発がもっとも

重要な出来事であるということは

認識が一致しているそうです。

 

このカンブリア大爆発に勝る

可能性がある大事件といえば、

地球に生命が誕生したことぐらい

なのです。

 

日本の歴史でいえば、徳川家康が

天下統一したときぐらいの大事件

という感じでしょうか?

 

カンブリア爆発の原因とは?

 

このカンブリア爆発は

なぜ起こったのでしょうか?

 

ディノディノ

いくつかの説があるでごんす。

 

酸素濃度の上昇により
カンブリア爆発が起きた?

 

大気中の酸素の濃度が、上昇、

二酸化炭素の濃度が下がった

ために多くの生物が誕生し、

活動できるようになった

のではないか、今まで生物が

生息できなかった地域にも

生物が生息できるようになったから

ではないかという説があります。

 

ディノディノ

カンブリア紀の二酸化炭素は
現在の20倍以上だったそうでごんす

 

二酸化炭素がその濃度なので、

温室効果により気温も現在よりも

ずっと高かったのでしょう。

 

ちなみに

カンブリア紀に

生息していた生物の多くは、

特別な呼吸器官を持っておらず

身体全体がエラのように

なっていたそうです。

 

 

大陸棚が出現したせいで
カンブリア爆発が起きた?

 

また、

このカンブリア紀に浅い

海である大陸棚が多数生成された、

この大陸棚は光合成で育つ

植物プランクトンが育つのに、

有利な環境だったために、

生物全体の数が増えて、

行動範囲も広がったのではないかと

言われています。

 

有眼生物の登場により、
カンブリア爆発が起きた?

 

これらより比較的新しい

説として有眼生物すなわち

眼を持っている生物の登場

が原因だったのではないか?

という説があります。

 

ディノディノ

このカンブリア以前の
生物に眼がなかったのでごんす。

 

 

ちなみに眼を持っていた

生物として最古のものが

古代生物として有名な

三葉虫です。

 

カンブリア爆発 原因

 

そしてその三葉虫を捕食

していたとされるアノマロカリス

にも眼があったことが

わかっています。

 

アノマロカリス 口 構造

 

三葉虫の眼はレンズのように

ピントを合わせられる

ようになっていました。

 

これに対して、

アノマロカリスの眼は

完全な状態の化石が

見つかったことから、

詳しくわかったのですが、

トンボのように個眼が

左右16000個ずつついて

いたそうです。

 

ちなみにトンボの場合

この眼は3万個もあるそうです。

 

三葉虫はもともと全ての

節足動物の先祖であったのではないかと

考えられていますが、

このことから、アノマロカリスも

節足動物の先祖であることも

明らかになりました。

 

カンブリア爆発が生物の
特徴に与えた影響とは?

 

アノマロカリスのように

この時期に眼を持った生物の

中には他の生物を積極的に

捕らえて食べるものが

現れました。

 

ディノディノ

確かに眼がなければ、他の生物を
捕らえて食べることはできないでごんす。

 

これによって

それまでお互いに直接利害関係がなく

平和に暮らしていた時代から

過酷な生存競争を強いられる

弱肉強食の時代が幕を開けたのです。

 

獲物となってしまった

生物は食べられないように

噛み砕かれてしまわないように、

骨や硬い殻を持つようになりました。

 

また、

そのように身を守ろうとした、

生物に対して、食べる側の

生物も進化します。

より硬い獲物を食べられるように

硬い歯や強い顎を持つように進化

していったのです。

 

ディノディノ

どちらも生き残っていくために
必死だったのでごんす。

 

人間の歴史に例えても

分かりやすいですよね。

強大な他の生物に対抗するために

石器を使うようになり、

さらには人間同士の争いの中で、

より強い武器とそれから身を守る

防具が開発されていきましたから。

 

ただカンブリア紀に大量に発生した

生物たちの中には、次の時代まで

生き残れずに滅んでしまった種族も

たくさんいました。

 

 

 

カンブリア紀のヒーローといえば

アノマロカリスです。

>>アノマロカリスの口の構造がきもい?最大の体長・サイズは?