オーロックスというのは

ウシ科ウシ属に属するウシの一種です。

 

一般的な家畜牛の祖先にあたります。

オーロックスの子孫であるコブウシは

健在なのですが、純粋なオーロックスは

1627年に絶滅してしまったと

されています。

 

この記事ではオーロックスについて

調べたことをご紹介したいと思います。

 

オーロックスが
復元された?

とっくの昔に滅んでしまった

オーロックスですが、

実は復元がされています。

滅んだ生物の復元というと、

クローン技術か?と思うかも

しれませんが、そうではありません。

 

ディノディノ

異種交配を利用したのでごんす。

 

1920年代にドイツのヘック兄弟が

オーロックスに似た牛の異種交配を

すれば、オーロックスが復元できる

のではないかと考え、何世代にも

渡り、異種交配を繰り返した結果、

1932年にはオーロックス

にかなり近いものが誕生したのです。

 

ディノディノ

ヘック兄弟の執念が実ったのでごんす。

 

ただ、あくまでオーロックスに

近い種だとは認められただけで

オーロックスそのものが復活した

ということではありませんでした。

 

大きさもオリジナルの

オーロックスよりも

小柄だったそうです。

 

このように復元された

オーロックスはHeck cattle

とも呼ばれています。

 

そのように

復元されたオーロックスですが、

第二次世界大戦が起こると

その際に大半が射殺されてしまいます。

 

もともとオーロックスの復元は

ベルリンおよびミュンヘンの動物園で

行われていたのですが、

この際にベルリンの動物園のものも

射殺されてしまいました。

 

しかしながらミュンヘンの動物園

いた群れは生き残ることができました。

 

復元されたオーロックスは今でも

ドイツの動物で見ることができます。

 

また

近年ではオランダでお

オーロックスを復元させる研究が

行われています。

 

そもそもオーロックスは
どうして絶滅した?

 

そもそもどうしてオーロックスは

絶滅してしまったのでしょうか?

 

ローマ帝国時代には

数多くのオーロックスが

生息していました。

 

ローマ人は競技場で

動物を戦わせるうえで

身体が大きく角に特徴が

あるオーロックスを好んで

使用したそうです。

 

食用や家畜用としても人気が

あったことでオーロックスは

乱獲されてしまいます。

 

また、森林伐採により

オーロックスの生息地も

減らされていってしまいました。

 

その時期から、人間による

オーロックスの乱獲が行われる

ようになります。

 

オーロックスの大きな角は

お酒を入れるジョッキとして

貴族に好まれ、貴族の狩猟対象に

なってしまっていたそうです。

 

そんなわけで一気にオーロックスは

数を減らしてしまいます。

 

ディノディノ

ただ、人類もオーロックスが絶滅するのを
阻止しようという試みをしたのでごんす。

 

13世紀には大幅に減少してしまった

オーロックスを守るための措置が

取られます。

 

宮廷はオーロックスが安全に

草を食べて生活できる牧草地を

用意して、オーロックスを

保護するようになりました。

 

また

当時、オーロックスを密漁したものに

死刑が課されるなど、徹底的に

保護していたようです。

 

しかしながら

それでもオーロックスの絶滅を

食い止めることはできなかったのです。

 

ディノディノ

それでも密漁により減り続けたのでごんす。

 

また

森林伐採による生息地の減少も

要因として非常に大きかったようです。

 

1564年の時点では38頭の

オーロックスの生存が確認

されていたのですが、

 

1627年には最後に生存が

確認されていたポーランドの

ヤクトルフの森のオーロックスも

死んでしまい、ついには

オーロックスは絶滅して

しまったのでした。

 

この最後のオーロックスが

死んでしまったヤクトルフ

の森には石碑が建てられています。

 

オーロックスの大きさ
&特徴の牛との違いは?

オーロックスの特徴といえば

まずは湾曲した角です。

雄雌問わず大きく湾曲しています。

そして、雄の方が湾曲が

大きくなっています。

 

角の長さは80センチメートル、

直径は10から20センチメートルは

あったようです。

 

オーロックスの子孫で、

家畜牛でも主流なコブウシと

見比べても角の形の違いは

明らかですね。

 

いかにも

スペインの闘牛士に出てきそうな

力強い印象を受けます。

 

オーロックスは普段は

大人しい牛なのですが、

敵に対しては勇敢に

戦ったそうです。

 

ちなみに鹿の角というのは

毎年抜け落ちて生え変わるのですが、

牛の角というのは骨の芯が

通っていて一度生えてくると

そのままなのだそうです。

 

ディノディノ

雄と雌で差があるのは角だけではないでごんす。

 

雄のオーロックスのほうが雌よりも

大分大きくなります。

 

ヨーロッパ北部のオーロックス

の場合、

雄は肩の高さが155~180センチメートル

なのに対して

雌は135~155センチメートルだったそうです。

 

雄の方が大きいというだけならば

人間や他の動物でも同じですし、

容易に想像はつきますよね。

 

しかし、驚くべきことに

オーロックスはそれに加えて

肌の色まで違うのです。

 

 

産まれてきた子牛の状態だと、

雄雌いづれも栗色をしているのですが、

雄は黒色もしくは黒褐色、

雌は赤褐色になるのです。

 

 

 

クローン技術でとっくに絶滅した

マンモスを復活させる?

そんな話をご存知ですか?

>>マンモスを復活させる方法!復活への反対の意見&クローンの問題点

 

ディノディノ

その他の絶滅動物に関する記事でごんす。

>>ステラーカイギュウの目撃情報は?生存・生き残りの可能性は?

>>オオツノジカが絶滅した原因とは?生き残りの目撃情報は?

>>カスピトラの絶滅理由とは?アムールトラとの特徴の違いは?