北海道のむかわ町で発見された、

むかわ竜という恐竜を知っていますか?

 

2018年9月4日になって

報道関係者に公開されました。

むかわ竜の化石、日本だけでなく

今世界中で注目されています。

 

ただこのむかわ竜、

化石が発見されたのは最近ではなく

ずいぶん前の話なのです。

 

この記事では今日本で話題になっている

むかわ竜についてご紹介したい

と思います。

 

日本最大の恐竜の化石
むかわ竜とは?

 

むかわ竜は草食恐竜である

ハドロサウルスの一種です。

 

むかわ竜という通称は2016年に

付けられました。

 

ハドロサウルス

出典  : Wikipedia

 

ハドロサウルスというのは

このように2本脚で立っている

恐竜です。

 

このような姿の恐竜というと

ティラノサウルスを真っ先に

思い浮かびますけど、

このハドロサウルスは

草食恐竜なんですね。

 

ディノディノ

ちなみにはハドロサウルスの
名前の由来は「頑丈なトカゲ」でごんす。

 

むかわ竜は北海道のむかわ町の

穂別地区で今から15年前に

7200万年前の白亜紀後期の

地層から発見されました。

 

このむかわ竜の化石は

穂別町に住んでいる堀田良幸さんで

散歩の途中で見つけたそうです。

その化石は穂別町立博物館

寄贈されました。

 

その場所は当時は

水深80~200メートルの海底に

あったそうです。

死亡した後に海底深くに

沈んでいたために全身の骨格が

化石として綺麗に残っていたようです。

 

海底深くから見つかったため、

発見当初は恐竜ではなく、海生爬虫類

と考えられていたようです。

 

 

ちなみに

海生爬虫類と言えば、恐竜映画の金字塔

ジュラシックパークシリーズの第4作、

「ジュラシックワールド」で有名に

なったモササウルスや、

「ドラえもんのび太の恐竜」

で出てきた首長竜のピースケ

などがこれにあたります。

 

ディノディノ

モササウルスについては
以下の記事を見るでごんす。

>>モササウルスがジュラシックワールドだと大きすぎる?

 

しかしながら、研究が進むにつれて、

このむかわ竜は海に住んでいた

海生爬虫類ではなくて、

海岸の近くに住んでいた

恐竜ではないのかと考えられる

ようになりました。

 

なぜ今になってむかわ竜
が話題になっている?

 

このむかわ竜の化石は、

化石だけの状態で見つかったわけ

ではなく説明した通り、

地層の中から発見されました。

 

発見されたときから、北海道大学

などが岩石から化石を取り出す

クリーニング作業を

地道に続けてきました。

 

ディノディノ

その作業が9月4日に終わったでごんす!

 

研究チームは2013年から

およそ4年半もの間、6トンも

ある岩石の中からむかわ竜の

化石を取り出すクリーニング作業

を続けていたそうです。

 

気の遠くなる話ですね。

 

このむかわ竜、体重は約7トン、

身長は尻尾から頭まで8メートルは

あったと推定されました。

 

そうして岩石から取り出し終わった、

むかわ竜の化石は2018年9月4日

報道関係者に初公開されたのでした。

 

北海道大総合博物館の小林快次准教授と

町立穂別博物館などの研究チームは

「恐竜の全身の骨格が

発見されたのは非常にまれ、

日本の恐竜研究史上、

最大の発見だ!」としています

 

恐竜 寿命

群馬県中里村で、ティラノサウルスより

大きかったとされるスピノサウルス類

の化石も見つかっていますが、

歯の化石だけですからね。

 

ディノディノ

スピノサウルスについては
以下の記事を見るでごんす。

>>スピノサウルスとティラノサウルスの強さを徹底比較!強いのはどっち?

 

なぜ2013年までむかわ竜は
クリーニング作業されなかった?

 

2003年に発見された

むかわ竜は2013年からクリーニング

作業が開始されました。

 

なぜ10年間もクリーニング作業が

行われずに放置されていたのでしょうか?

 

新種の恐竜ではないと当初は

判断されてしまったからでした。

 

はじめはむかわ竜の化石は

首長竜の尾椎骨だと考えられたため、

クリーニング作業は後回しに

されてしまったのでした。

 

ですが、

首長竜の研究をしていた

東京学芸大学・准教授の

佐藤たまき先生が「この化石は

首長竜ではなく恐竜ではないのか?」

と指摘したのです。

 

そこで北海道大学総合博物館・准教授

が鑑定したところ、むかわ竜は

首長竜ではなく、恐竜であることが

確認されて、クリーニング作業も

優先度がアップしたというわけです。

 

むかわ竜の注目すべき点は
他にもある!

 

むかわ竜の興味深い点は、

大きさだけではないのです。

 

むかわ竜というのは通称で

正式にはハドロサウルス科の

恐竜ということになるのですが、

 

ハドロサウルスの一種とは

分類されているものの、

骨の特徴から、

小林快次准教授は

これは従来発見されている

ハドロサウルスとは違う新種で

ある可能性が高い!

とコメントしているのです。

 

研究チームは今後、

他のハドロサウルス類との

違いを明確にするために

研究を続けるとしています。

 

ちなみに

一般的なハドロサウルスの骨格は

255個から構成されているのですが、

今回むかわ竜の化石の中で

特定されたのは157個で、

それは骨の数全体の60%に

相当し、体積では80%にも

相当するそうです。

 

2018年9月4日は報道関係者のみへの

公開でしたが、10月にはむかわ竜の

化石の一般公開も予定されています。

 

ジュラシックパークシリーズでは

スピノサウルスなど、近年発見された

恐竜を新シリーズで登場させています。

 

ディノディノ

もしかしたら、将来、
ジュラシックパークの
新作でむかわ竜が登場
するかもしれないでごんす!

 

 

世界の恐竜で最も大きいのは

どんな恐竜だったの?

気になる人は以下の記事をチェック!

>>最大の恐竜は?恐竜の大きさランキング10選!